Google スプレッドシートを使っている時、土日や祝日の場合に背景色を変更したい時ありますよね?セルに入力した日付を1つずつカレンダーと比較して手作業で背景色を変更出来ますが、それだとかなり時間が掛かりますし、変更に耐えられないのでナンセンスです。
サンプルのシートを用意しましたので、必要な方はこちらをコピーして使ってみてください。
土曜日の背景色を変更する
サンプルシートのDataタブC列に日付を入力してあります。C列をすべて選択して、表示形式->条件付き書式を選択します。
セルの書式設定条件を「カスタム数式」に変更し「=WEEKDAY(C3)=7」を入力します。
C列に日付が入っているので数式の中にC3と入れています。
「=WEEKDAY(セル)」は曜日の番号を返してくれます。土曜日は7なので「=WEEKDAY(セル)=7」となるセルが土曜日になります。

土曜日の背景色を変更する
日曜日の背景色を変更する
土曜日で行ったのと同じようにC列をすべて選択して、表示形式->条件付き書式を選択します。
セルの書式設定条件を「カスタム数式」に変更し「=WEEKDAY(C3)=1」を入力します。

日曜日の背景色を変更する
これで日曜日の背景色が変更されました。
祝日の背景色を変更する
まず、祝日のデータを取得してくる必要があります。国民の祝日に関しては内閣府が公開していますので、そちらからコピーしてきます。
Holidaysタブを作成して、先程コピーしてきた値を貼り付けます。
土曜日で行ったのと同じようにC列をすべて選択して、表示形式->条件付き書式を選択します。
セルの書式設定条件を「カスタム数式」に変更し「=COUNTIF( INDIRECT( “Holidays!B2:B” ),C3)>0」を入力します。
「=COUNTIF(参照先、条件)」は何個存在するかを取得できる関数です。
「INDIRECT」はセルの参照を返します。ここでは「”Holidays!B2:B” 」つまりHolidaysタブに先程コピペした祝日一覧を参照するように設定しました。
参照先(”Holidays!B2:B”)に条件(C3)が1つ以上存在していればそのセルは祝日です。
これで祝日の背景色を変更することが出来ました。
祝日が増えたらHolidaysに追記すれば良いです。
いろいろと説明しましたが、正直なところサンプルシートをコピーして使ってもらったほうが分かりやすいと思います。ぜひご活用下さい。
参考サイト)【スプレッドシート】別シートの国民の祝日一覧から判定してセルの背景色を変える